SEのプレゼン術
SEのプレゼン術 (技評SE新書)
購入した感想
基礎固めに有効「SEの文章術」の著者が書いたプレゼンについての本。
内容は7つの章に分かれており、プレゼンの必要性、
下手なプレゼンとは何か、基本原則などが丁寧に書かれています。
個人的に印象に残ったのは、
・「プレゼン」の本来の意味は「上演」
上演が失敗すれば最悪の場合、
プレゼンターの信頼やブランドに傷がつく。
・聞き手にメリットがないプレゼン
下手なプレゼンに表される特徴の一つ。
プレゼンを受ける側は何を期待しているのかを
的確に捉える必要がある。
・プレゼン時にあがらないためには?
自己暗示、積極的思考、開き直り、回避行動、気分転換
といった方法が有効。
また、第四章のプレゼンテーションの設計書の考え方は
実践してみたいように感じました。
この本も「SEの文章術」同様に良い本だと感じます。
下手にテクニックだとかに関する本を読むよりは
この本を読んだ方が基礎を固めるという意味で有用に思います。
プレゼン技術は必須 姉妹書のSEの文章術」でも思ったのですが、
非常に少ない紙面でありながら、克元亮氏の情報まとめ方が光る一冊です。
いままでプレゼンについて、特に勉強はしたことが無かったのですが、
この本一冊でプレゼンに対する取り組み方が理解でき実践してみたと感じました。
本文中の
「年収が高い人ほど、プレゼンへの苦手意識が薄いことがわかっています。
…
プレゼンの得手不得手が、仕事の成果だけでなく、
個人の成果にもつながることを意味しています。」
という文章は重みがあり、確かにうなずけます。
情報を伝える技術の重要性を改めて感じました。
プレゼンの基本の基本プレゼンは自分の考え、提案を相手に伝えるためにベストなステップの一つだと思う。すこしでもプレゼンにおける技術を向上できないかと思い購入通読。
よんでみると、初めてプレゼンをする際にどのような点に注意するべきか、細かい技術、全体的な構成も含んだ形で説明してくれている。この書籍通りに準備をすることでプレゼンを行う上での必要な材料を準備することができると思う。ただ、本書でも記載されているように、プレゼンの目的は相手に伝わることが目的にあたると思うが、それを実践するためには「思い」が必ず必要だ。本書は合格点を取れるマニュアルだと思うが、技術で周りを固めているため心に残り続けるようなプレゼンを行うためには本書のみでは難しいと思う。
プレゼンを行う上でのチェックポイントとしては価値が高い書籍になっていると思う。
SEは一読しておきたい著者が事業戦略・マーケティング戦略のプレゼンテーションをロジカルかつ熱意を持って行っているのを拝見してから7年。そのプレゼンに思わず引き込まれ聞き入ったことを今でも昨日のように覚えています。
プレゼンテーションに関する書籍は、コンサルタントが若手コンサルタントや企画部門の人たちのために、あるいはトップセールスパーソンがそのノウハウを公開するものが一般的です。しかし本書では主にSEにその対象を絞って書かれているため、彼らにとって親近感があるでしょう。
あとがきにあるように、かつては筆者もプレゼンに相当苦手意識を持っていたようです。しかし転機となったプレゼンとそのためにとことんまで自分を追い込んで努力したこと、その後実務を通じて培ってきたノウハウをコンパクトにまとめた良書だと思います。
最後にプレゼンに関わる本、またSE向けの本はカタカナやアルファベットが多いので、できれば横書きの方が読みやすいかと思います。
「プレゼンテーション」で何が大切かを要領よく述べた好著本書の構成として。
第1章 なぜプレゼンが必要か
第2章 なぜ下手なプレゼンになるのか
第3章 プレゼン術の基本原則
第4章 プレゼン準備の7ステップ
第5章 プレゼン別必須ポイント
第6章 プレゼン力を向上するには
となっています。
本書の著者は本シリーズの「SEの文章術」も著している方で、「相手の視点にたつ」というバックボーンは文章でも語り、説明するプレゼンでも共に大切なものであることを説得力ある筆致で示しています。
読者に自分の問題・課題の分析、プレゼン実施の目的、準備のポイントなどの大切なアイテムがコンパクトな本書の中でも要領よく述べられています。
私もSEをしていますが、社内外でのプレゼンには苦手意識を持っていましたが、本書を読んでみると、視点の持ち方、目的意識の希薄さ、そこからくる準備不足・自信のなさなどの反省点・改善点が改めて見えてきました。
「SEの」とタイトルについていますが、SEでなくても役に立つ好著だと思います。
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