分かりやすい話し方の技術
「分かりやすい話し方」の技術―言いたいことを相手に確実に伝える15の方法 (ブルーバックス)
購入した感想
ためになった 著者は聞き手の理解のメカニズムを説明しながら、分かりやすい説明の方法を丁寧に説いています。
よくペラペラ喋る人がいますが、いまいち理解し難い話しがあります。理解出来ないのは自分が馬鹿なせいなのかと思っていたのですが、この本でなぜ理解出来ないのかが分かりました。それは文章が長くて話しの構造が複雑になっている。だから主語述語の短文で話せば理解しやすいということ。私もこれからはこのことを頭に入れ意識して話をしようと思った。
それから、話す時は既知情報から新情報を話すということもためになった。
その他、いろいろ方法論が書いてあります。
よく説明の型を並べる本がありますが、この本は違います。それはそれでいいと思いますが、これはこれで一読だと思います。やはり話は分かりやすくを心がけたいものです。
全ての社会人に有益なテクニック筆者の吉田さんは、独自の「矢印メモ」を使って話の構成を
まとめることを提案しています。
このテクニックを使う/使わないにかかわらず、この本で
示された「話を分かりやすくする方法」をチェックするだけで
「話の分かりやすさ」はとても向上すると思いました。
セミナー講師をしている私も、読んで良かった!と思う本です。
実行できる方法論。非常に実践的な良書。
いくつかわかりやすく話すための方法が載っているので、
一気にやるのではなく、段階を踏んで1つ1つ習得していけばいい。
いくつか習得していくうちに、
自分の話し方や頭の使い方が明確になるのが実感できる。
具体的なメモの作り方が大変参考になりました。本書では、分かりやすい話し方をするための構成や
メモの作り方が紹介されています。
構成のポイントは大きく2点。
・因果と対比をはっきりさせる
・主語と述語のみにする
表現は簡潔にすればするほどよく、「書いて幼稚に
思えるくらいの文章で話す」としています。
メモは「キーワードを矢印でつなぎ一本道に」して
作るとのこと。なるほど、これなら脱線することも
ないし、余計なことを話すことも無いですね。
あと、横書きにすれば手元で見やすくする、と。
具体的なメモの作り方が大変参考になりました。
おもしろいなーまず、「分かりにくい話し方の実例と、その理由」を挙げて、
その後に、「対策」を教えてくれます。
実例があるため、非常にわかりやすい。
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