vimとは

ほとんどのOSで標準搭載のエディタ

vimエディタを利用することで、サーバー上でスクリプトファイルを直接編集することができます。

viとvim

viとは、Bill Joy(サンマイクロシステムズの創始者の1人)が開発したテキストエディタで、ブイアイと読みます。 効率良くテキスト処理を行うため、また利用環境を制限しないようにするため、キーボードだけで全ての操作ができるように設計されています。 コピーやペースト、検索など、良く利用する機能が1キーで実行可能になっています。

viエディタを基にして機能を拡張したのが、vim(vi improved)エディタです。現在、ほとんどの UNIX系OS では、viエディタまたはvimエディタが標準装備されています。 このため、サーバー管理やサーバー上でのテキスト処理にはviエディタが使われることがほとんどです。

viとvimの違い

vimではキー入力の他にメニューが利用できる、というメリットもありますが、もっとも大きいのは、アンドゥの回数でしょう。 (アンドゥはコマンドモードでuと入力します。) viではアンドゥは一回に制限されていましたが、vimではアンドゥは(メモリの範囲内で)無制限になりました。