vimでの折り畳み
テキストを折り畳むことで可読性が高まります。
vimエディタでは、テキストの任意の場所にマーク付けすることができます。 マークを付けた位置にはジャンプできるので、良く参照する箇所にマーク付けしておくと効率良く編集作業が行えます。
折り畳みとは
折り畳みとは、テキストの一部を表示しないようにする機能のことです。 プログラムのサブルーチンなどを折り畳むことで、プログラムソースが見やすくなります。
vimエディタで折り畳みを作成するには、ビジュアルモード(vでビジュアルモードになります)で範囲を指定し、zfと入力すると、選択した範囲の折り畳みが作成できます。 行数が分かっている場合は、5zfのように、「数字+zf」で折り畳みを作成できます。 (折り畳みは両端の行を含むため、指定した数+1行の折り畳みが作成されます。)
折り畳みした祇を横から見ると、アルファベットのzの形をしているため、vimエディタでは折り畳みがzに割り当てられています。
折り畳みを開く、閉じる
- zo
- 折り畳みを開きます。(一段階)
- zO
- 折り畳みを開きます。(全て)
- zc
- 折り畳みを閉じます。(一段階)
- zC
- 折り畳みを閉じます。(全て)
ジャンプ
マーク位置へジャンプするには、以下のコマンドを用います。 例えば、`aと入力すると、aでマークした場所へジャンプします。
- `
- マーク位置へジャンプします。
- '
- マーク位置の行の先頭へジャンプします。
特別なマークとして、`があります。 `は、直前のジャンプ箇所を記憶しておき、そこへジャンプします。 (実際の入力は``です。)
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