ループ文 for

条件が成立している間、決められた処理を繰り返します。

while と同様に、for も、 条件を決め、その条件が成立している間、同じ処理が行われます。

forwhile

forwhile は、ともにループの命令です。 そのため、コンピュータが実際にする動作はほぼ同じです。 for の場合、ループ条件を最初にまとめて記述するのが特徴です。 これにより、条件の書き忘れ等の人為的ミスが防ぎやすくなります。 for をうまく利用して、ループ文をマスターしましょう。

for の使い方

for は、条件部分と、ループ動作部分との 2 つに分けられます。 条件部分はさらに、変数の初期化、ループ条件、変数のインクリメント(増加)の 3 つに分けられます。

  for (変数の初期化, ループ条件, 変数のインクリメント) {
       文; 条件を満たす間の動作
  }

例えば、下のように使うことができます。 この例では、1 から 10 までの数字を順に足していき、 途中の経過とともに表示されます。

  $sum = 0;
  for ($i=1; $i<=10; $i++) {
       $sum += $i ;
       print "$sum <br>" ;
  }

同じことを while を利用して書くと、以下のようになります。

  $sum = 0;
  $i = 1;  
  while ($i<=10) {  
       $sum += $i ;
       print "$sum <br>" ;
       $i++ ;  
  }

while を利用して書くと、 条件判断の記述が3ヶ所( の部分)に分かれてしまいます。 for を利用するほうが、ミスが少なくてすむでしょう。

forwhile 同様ループ文なので、 無限ループにならないように注意しましょう。

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