webサーバーの仕組み

webの仕組みを知ろう

PHPは、webサーバーと切ってもきれない関係にあります。 サーバーの仕組みや、サーバーと PHP の関係について学びましょう。

サーバーとは

サーバーとは、他のコンピュータに対して、 何らかのサービスを提供するコンピュータのことです。 ホームページを公開するwebサーバー、メール送受信を行うメールサーバー、 などがあります。

提供するサービスの性質上、 たいていのサーバーは休み無しに動作するようになっています。 例えばメールサーバーの場合、 手元のパソコンの電源を入れていなくても、 メールサーバーがメールを受信してくれており、 パソコンの電源を入れたときにメールサーバーからメールを取り込むことができます。

webサーバーとは

webサーバーは、html文書や画像などを保存しておき、 訪問者の要求に応じて、保存されたデータを配信する働きをします。 html文書自体はテキストデータですが、 ブラウザがhtmlを解釈して、文書や画像を配置した状態で表示してくれます。

webサーバーと PHP

webサーバーはもともとデータを配信する働きを持っていました。 しかし、これだけだと、あらかじめ作っておいたファイルを配信するだけですね。 掲示板やショッピングカートなどのように、 訪問者の入力したデータに応じて、表示を変更したい場合には、 PHP を利用します。 (PHP 以外の言語でもいいのですが、当ホームページでは PHP をお薦めします)

webサーバーは、訪問者からの入力を受け取り、PHPスクリプトを起動します。 すると、PHPスクリプトが入力データに応じて出力データを生成して返します。 PHP スクリプトには、カウンタのような単純なものも、 ショッピングカートのような複雑なものもありますが、 ユーザーの入力によって出力データを作成する、という基本的な仕組みは同じです。 出力データはhtml形式のことが多く、 普通のhtml文書と同様にブラウザで見ることができます。

webサーバーを利用するには

自宅にサーバーを設置してホームページを公開することもできますが、 セキュリティ対策などを自分で行う必要があります。 サーバーの仕組みを本格的に学びたいのであれば、 自宅サーバーでも良いですが、web公開が目的であれば、 レンタルサーバーサービス(ホスティングサービス)を利用するほうが良いでしょう。 ほとんどのレンタルサーバーサービスは、標準で PHP が利用可能になっています。

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