定数

プログラミングの基本、定数について学びましょう。

変数と対になるものとして、定数があります。 その名の通り、中身は常に一定ですが、プログラミングでは欠かすことができない、 重要なものです。

定数の表記

PHP での定数の表記方法は以下のようになっています。

  1. 最初に $(ドルマーク)がつかない。
  2. アルファベット、数字、_(アンダースコア)が使用できる。
  3. ただし、数字は先頭に来てはいけない。

変数と区別するため、最初に $ がつかないことになっています。 また、大文字で記述するのが一般的です (変数は小文字で記述することが多いです)。 先頭に数字が来てはいけないのは、変数と同じです。

値の代入

定数には、一度だけ値を代入することができます。 また、必ず値を代入しないといけません。 実際にプログラムするときは、定数の定義と同時に値の代入を行います。 定数の定義は、define という命令を利用します。

define ("URL", "http://abc.xyz.com/");
print "ホームページアドレスは" ;
print URL ;
print "です。" ;

上の例では、URL という定数を定義し、 後で画面上に表示しています(print は画面に表示する命令)。 定数の意義がいまいちピンと来ないかもしれませんね。 ホームページアドレスなどは定数を利用して定義しておくと、 実は非常に便利なのです。

上の例では一回だけ定数を呼び出しているので、 あまりメリットは無いのですが、 仮に URL を 10 回呼び出すとしましょう。 毎回アドレスを打っていては大変ですし、打ち間違いをするかもしれません。 また、後でアドレスが変更になったとき、 探し出して変更するのが非常に手間がかかります。 定数で定義しておけば、打ち間違いの可能性も減りますし、変更も楽にできます。 何より、プログラムが見やすくなります。 プログラム内で何度も利用する定数は、必ず定数で定義しておきましょう。

あらかじめ決まっている定数

定数には既に定義されているものがあります。 このような定数を利用する場合は、 define による定義は必要なく、すぐに利用できます。 PHP の定数には、以下のものがあります。 エラーの詳しい内容については、PHP のマニュアルを参照してください。

定数 説明
_FILE_ 現在処理しているファイルの名前です。
_LINE_ 現在処理しているスクリプトの行番号です。
PHP_VERSION 使用している PHP のバージョンを示します。
PHP_OS PHP が走っている OS の名前です。
TRUE
FALSE
E_ERROR 回復不可能なエラーを定義します。
E_WARNING エラーがあるが、プログラム実行を継続する条件を定義します。
E_PARSE スクリプトの構文エラーにより、処理に失敗した状態です。
E_NOTICE エラーが起きているが、プログラム実行は継続されます。
E_ALL E_ で始まる全ての定数を含みます。 通常error_reporting( )関数と共に使用されます。 詳しくは PHP マニュアルを参照してください。
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