Perlとは

Perl は CGI で良く使われています。

Perlとは、プログラム言語の一つです。 Perlは、Practical Extraction and Report Language の略です。 インタープリタ型なので、面倒なコンパイル作業なしにすぐに動作確認できます。 テキスト処理に向いているため、掲示板などの CGI で良く用いられる言語です。 ここではPerlの特徴について解説します。

Perlはインタープリタ型言語です。

プログラムを書いたら、面倒なコンパイル作業なしに、すぐにテストができます。 動作を確認しながら順次プログラムを書いていくことができるので、 開発効率が良く、使いやすい言語である、といえます。

インタープリタ型言語は速度が遅い、というデメリットがありますが、 Web で使用する言語には高速な計算は要求されないことが多いので、 問題ないでしょう。

Perlは Web サーバから呼び出すことができます。

これがPerlの一番の特徴といってよいでしょう。 レンタルサーバによっては制限されていることもありますが、 CGI使用可能レンタルサーバなら、ほぼ間違いなく利用できます。 HTML は単に文字や画像を表示する機能しかないのですが、 Perl でプログラムを作成することにより、 掲示板など、表示内容がどんどん変化していくページが作れます。

最近では、Perl の代りに PHP を用いて掲示板などが作られていることもあります。

Perlは利用者が多い。

プログラミングするときには、全部自分で作ることはめったにありません。 なぜかというと、たとえ全く新しいプログラムであっても、 部分部分に分解すると、 既に誰かが作成したものに少し手を加えることで効率よく作成できるからです。 この点からすると、利用者の多い Perl は、 それだけ参考にできるプログラムが多いわけですから、 プログラムが作りやすい、といえます。

また、完成したプログラムをフリーソフトとして配布していることもよくありますが、 この場合も Perl で書かれていることが多いですね。 自分でプログラムを書かなくても、既存のプログラムを利用することができます。 掲示板一つとっても、いろんなタイプのものがあり、 選ぶのに迷うくらいです。 きっと気に入るものが見つかるでしょう。 配布されているプログラムの数では、おそらく Perl が一番でしょう。 この点は PHP と比べると大きなアドバンテージですね。

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