レンタルサーバーを借りる場合の注意点

共用サーバーは複数の人間で一台のサーバーを使用するため、PHPの利用についても制限されていることがあります。 共用サーバーは賃貸マンションのようなものですから、自由度が低くなるのは仕方が無いです。

PHPが動作するか、PHPのバージョンは

PHP はほとんどのレンタルサーバーで利用可能ですが、一部利用できないレンタルサーバーがあります。 利用可能な場合でも、サーバー管理画面でPHPの設定が必要なことがあります。

また、レンタルサーバーによって、PHP のバージョンが異なります。 サーバーがPHP4/5対応の場合、バージョン選択を適切にしているかも確認してください。

PHPがモジュールモードで動作するか、CGIモードで動作するか

レンタルサーバーによっては、PHPがモジュールモードではなく、CGIモードで動作する設定の場合があります。 CGIモードの場合、ファイルに実行権限を与える必要があります(パーミッションを700や705にする)。 また、ファイルの先頭に、#!/usr/bin/php のような記述が必要となります。 詳しくはサーバー管理会社にお問い合わせください。

セーフモード

PHPがセーフモードで動作するサーバーも多いです。 セーフモードで利用できない関数が結構あるので注意しましょう。

php.iniおよび.htaccess

とりあえずPHPを使いたい場合には気にする必要はありませんが、PHPをカスタマイズする場合には、php.iniや.htaccessの設定が重要になります。 共用サーバーではユーザーが設定できない場合や、いじれる範囲が限られている場合があります。

なおVPSサーバーあるいは専用レンタルサーバーの場合は、ユーザーが自由にカスタマイズできることが多いです。

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